今日はクレマチスのお話。
コロンとしたこちらのお花
どんなお花か知っていますか。
こちらはクレマチスのミセスヒトミです。
クレマチスは色んな花形があるのですが、その中でもこちらはベル型。
コロンとしたフォルムが愛らしくて人気の花なんですよ。
ほんとベルみたい🔔
ベル状のクレマチスと言えば、長野県の渋谷花卉園芸さん。
クレマチスを専門に育ててらっしゃる生産者さんです。
育種家でもある渋谷宗一さんが世界中から集めたクレマチスを選抜して、切り花に向く品種を生み出しています。
花もそうですが、茎、葉の仕上がりが見事なんです!
渋谷花卉園芸さんのホームページ冒頭に、
クレマチスの魔力にはまり2001年より全経営をクレマチス切花販売にシフトしました。クレマチスの育種は播種から性質を確認し切り花が出荷できるまで早くて8〜10年かかります。8〜10年の中には失敗もあり焦りもあります。
8〜10年!?
もうびっくりです。
気が遠くなる年月ですね。
それだけクレマチスの魅力にはまったんですね。
一つの事を突き詰めて没頭されているからこそ、素晴らしいお花を生み出されるのだと思います!
ブレずに一つの事をやり遂げる姿は、人の生き様としても素晴らしいですね。
研究に研究を重ね、長い年月をかけて美しいお花を生み出してくださっている生産者さんには感謝しかありません。
ただただきれい〜だけじゃなくて、そのきれいの源には、こうして手間暇かけて育ててくださっている人の手がある。
そんな背景を感じながら花と向き合うと、より一層花が身近な存在になりますね。
さて、ではこのお花はなんだかわかりますか?
実はこちらもクレマチス。
同じクレマチスでも、先ほどのものと姿形が全く違いますね。
こちらは、クレマチスの中のエジンバラという品種。
大輪八重咲きの純白が美しいお花です。
バラにも匹敵するくらい見応えのあるお花。
鉢花として人気です。
花の見た目は違いますが、花や茎はよく似ていて、蔓状で動きがあってアレンジメントのアクセントとしていい味を出してくれるんです😊
クレマチスはしなやかな茎のラインも魅力。葉の重なる部分は適度に間引いて、ラインを生かすといいですよ!
クレマチスは、テッセンの方がピンと来るかもしれませんね。
以上。
今日はクレマチスのお話でした。
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